以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
今回は前回紹介しINPEX同様に石油を精製、販売をしている企業を紹介していきます。
今回オススメする会社は【ENEOSホールディングス】です。
令和4年5月25日現在 ENEOS株価は517円です。つまり100株購入する際にかかる費用は51700円です。
今回も ENEOSの決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
ENEOSホールディングス株式会社
ENEOSホールディングスは、東京都に本社を構える、石油・石炭製品で事業を手掛ける企業です。 ENEOSホールディングスの平均年収は1035万円で、業界ランキング6位の平均年収となっています。
皆さんご存知ENEOSの親会社にあたり、世界中でエネルギー、石油、天然ガス、金属などの開発、採掘から私たちの手元に届く販売まで行っている企業です。
ENEOSホールディングス株式会社 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ ENEOSの株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥4,308,586➗流動負債¥3,283,008✖️100=131,238…
流動比率が131%です。流動比率の目安は200%で少なくとも120%は越えていたい数字になります。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥5,339,633➗自己資本¥2,860,797✖️100=186,648…
固定比率は186%です。目安は100%を下回っているかです。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥2,860,797➗総資産¥9,648,219✖️100=29,651…
自己資本比率が約29%です。石油関連企業の相場的は26,9%前後だと思います。
この結果バランスシートからENEOSは、流動資産から短期的な支払能力の安全性が分かりました。固定比率からは借入れに頼った経営をしている事がわかりましたが、石油開発企業故の、固定資産高さだと思います。自己資本比率は水準以上を保っているので、財政、経営面の安定性を伺えます。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
ENEOSの現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
ENEOSを青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
今回紹介しましたENEOSの結果から私個人的には、安定した経営を行えていると思います。大きなキャピタルゲインが狙える企業でもないかもしれませんが、現時点の株価が517円なので、配当金目当てでの購入も考えられると思います。配当金の感覚を掴む、初心者向けの企業だと思います。
是非参考にして下さい。
株を初めたいという方は、このように1度調べてみてから挑戦してみては?
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