以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
今回はキャピタルゲイン、配当などから人気の企業です。
今回オススメする会社は【トヨタ自動車株式会社】です。
令和4年5月30日現在 トヨタ自動車株式会社株価は2,112円です。つまり100株購入する際にかかる費用は211,200円です。
今回も トヨタ自動車の決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
トヨタ自動車 株式会社
トヨタ自動車は、日本の自動車メーカーです。愛知県豊田市に本社を置き、豊田自動織機を源流とするトヨタグループの中核企業。ダイハツ工業と日野自動車の親会社、SUBARUの筆頭株主です。
トヨタグループ全体の2019年の販売台数は世界2位、2020年は952万台で1位となりました。
世界最大の自動車メーカーの1つであり、2021年時点の単独売上高は全世界の企業の中で世界9位。2021年における企業ブランド力は全世界で7位の企業です。
半導体不足による生産台数計画の下方修正により、株価を今年3月落としましたが、そこから株価が高騰模様です。
トヨタ自動車株式会社 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ トヨタの株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥23,722,290➗流動負債¥21,842,161✖️100=108,607…
流動比率が101%です。流動比率の目安は200%で少なくとも120%は越えていたい数字になりますので、ギリギリの最低ラインです。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥43,966,482➗自己資本¥26,245,969✖️100=167,517…
固定比率は167%です。目安は100%ですが、大きく上回っています。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥26,245,969➗総資産¥67,688,771✖️100=38,774…
自己資本比率が約38%です。他の自動車メーカーの平均が20〜30%の間くらいなので、かなり良い数字になりました。
トヨタ自動車のバランスシートから読み取れた事‼︎ 流動資産から支払い能力に短期的な支払い能力の安全性が分かりました。 固定比率からは、借入に頼った経営をしている事がわかりました。ですが自動車メーカーは総じて100%を超えており、生産から販売までの固定資産が、かかる為だと思います。 自己資本比率はかなり良く、他メーカーと比べても頭ひとつでていますので、経営、財政面の安全性が伺えます。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
トヨタの現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
トヨタを青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
今回紹介しましたトヨタのバランスシートの結果から、大きなキャピタルゲインが狙える可能性、配当金目当てでの購入も考えられると思います。長期スパンでの購入が基本になると思います。ですので、今回あまり良くなかった流動資産を頭に入れ、今後見ていく必要にあると思います。
是非参考にして下さい。
株を初めたいという方は、このように1度調べてみてから挑戦してみては?
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