以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
今回はキャピタルゲイン狙いの企業です。
訪日外国人観光客つまりインバウンドの受け入れを6月10日から再開、増員を含めて今注目の企業です。
今回オススメする会社は【株式会社 三越伊勢丹ホールディングス】です。
令和4年6月3日現在株式会社 三越伊勢丹ホールディングスの株価は1,089円です。つまり100株購入する際にかかる費用は108,900円です。
今回も 三越伊勢丹の決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
株式会社 三越伊勢丹
株式会社 三越伊勢丹ホールディングスは、日本の百貨店の純粋持株会社です。同社傘下として三越伊勢丹をはじめとする各地方の百貨店運営会社などを所有しています。日経平均株価の構成銘柄の一つで、 日本国内にある政令指定都市のほぼすべてに出店しているほか、世界進出でも長い歴史を持っている企業です。
コロナ禍以降売上、株価とも下がっていますが、インバウンドの受け入れ、増員に伴い百貨店株の動意が考えられると思います。
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ 三越伊勢丹の株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥247,757➗流動負債¥359,838✖️100=68,852…
流動比率が68%です。流動比率の目安は200%で少なくとも100%は越えていたい数字になります。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥920,741➗自己資本¥511,795✖️100=126,143…
固定比率は179%です。目安は100%を下回っているかです。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥511,795➗総資産¥1,168,574✖️100=43,795…
自己資本比率が約43%です。百貨店業界の平均が約35%で、自己資本比率の一般的に健全とされる数字は30%以上です。
この結果バランスシートから三越伊勢丹は、流動資産から短期的な支払い能力にかなり不安ある事が分かりました。固定比率からは、借入れに頼った経営をしている事がわかりました。自己資本比率は目安、平均を超える数字があり、百貨店業界では一番高い自己資本比率ですので、財政、経営面の安全性が伺えるます。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
三越伊勢丹の現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
三越伊勢丹を青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
今回紹介しました株式会社 三越伊勢丹ホールディングスのバランスシートの結果から、売上が落ち込んでいる影響なのか、流動比率、固定比率にかなりの不安があると思います。今回紹介した経緯は、インバウンドの増加に伴う、株の動意の可能性がある為です。短期的なキャピタルゲイン狙いの購入がメインになると思いますので、バランスシートの結果も頭に入れつつ検討してみて下さい。
株を初めたいという方は、このように1度調べてみてから挑戦してみては?
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