以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
MINKABUで注目されている企業です。
今回オススメする会社は【アスクル株式会社】です。
令和4年6月30日現在アスクル株式会社の株価は1,610円です。つまり100株購入する際にかかる費用は16100円です。
今回もアスクルの決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
アスクル 株式会社
アスクル株式会社は、東京都江東区に本社を置く事務用品を中心とするソフトバンクグループ系列の通信販売会社です。 ソフトバンクグループ傘下のZホールディングスの連結子会社です。
企業向けに販売をしているので、馴染みのない方が多いかもしれませんが、コロナ禍の影響を受けながらも売上をキープし、6月度(5月21日~6月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比6.6%増となり、3ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことで注目を集めています。
以前紹介しました企業向け通信販売企業のMonotaRo編、是非参考にしてみて下さい。
初心者必見‼︎ 株の見分け方‼︎ 株式会社MonotaRo編
MINKABUでの予想株価は1,949円となっています。
アスクル株式会社 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ アスクルの株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。 バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥145,857➗流動負債¥114,759✖️100=127,098…
流動比率が127%です。流動比率の目安は200%で少なくとも100%は越えていたい数字になります。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥49,689➗自己資本¥58,327✖️100=85,190…
固定比率は85%です。目安は100%を下回っているかです。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥58,327➗総資産¥195,547✖️100=29,827…
自己資本比率が約29%です。自己資本比率の一般的に健全とされる数字は30%以上です。
アスクルのバランスシートから読み取れた事‼︎
流動資産から短期的な支払い能力の安全が分かりました。固定比率からは、借入れに頼った経営をしていないことが分かりました。自己資本比率から、通販業界の自己資本比率は平均的に40%を上回っていますので、財政、経営面が安定していると思いますが、他企業と比べると低い数字になりました。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
アスクルの現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
アスクルを青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
是非参考にしてください‼︎
今回紹介しましたアスクル株式会社のバランスシートの結果から、流動比率、固定比率、自己資本比率から中長期における企業の安全性がわかりました。コロナ禍による影響を受けながらも、コロナ前の売上を上回った事は、今後の展開に期待を持てると思います。巣篭もり需要ではなく、企業にとって常に需要のある事がわかります。
株を初めたいという方は、このように1度調べてみてから挑戦してみては?
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