以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
MINKABUで注目されている企業です。
今回オススメする会社は【わらべや日洋ホールディングス株式会社】です。
令和4年7月7日現在わらべや日洋 HD株式会社の株価は2,149円です。つまり100株購入する際にかかる費用は214,900円です。
今回もわらべや日洋 HDの決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
わらべや日洋ホールディングス株式会社
わらべや日洋ホールディングス株式会社は、日本の食品加工企業グループの持株会社で、子会社のわらべや日洋食品株式会社にて主にセブン-イレブン向けに弁当・サンドイッチ・惣菜等を製造販売してます。
今注目を集めているのは、営業利益が前年同期比25.0%増の16億9400万円と大幅増益で着地しており、売上高も同0.8%増の474億1400万円と小幅ながらも増収を確保しました。
MINKABUでの予想株価は2,445円となっています。
わらべや日洋ホールディングス株式会社 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ わらべや日洋 HDの株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。 バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥34,759➗流動負債¥22,374✖️100=155,354…
流動比率が155%です。流動比率の目安は200%で少なくとも100%は越えていたい数字になります。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥52,905➗自己資本¥48,327✖️100=109,472…
固定比率は109%です。目安は100%を下回っているかです。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥48,327➗総資産¥87,665✖️100=55,126…
自己資本比率が約55%です。自己資本比率の一般的に健全とされる数字は30%以上です。
わらべや日洋 HDのバランスシートから読み取れた事‼︎
流動資産から短期的な支払い能力の安全性があることが分かりました。固定比率からは、借入り頼った経営をしていることが分かりました。原因は従業員が多いことだと思われます。自己資本比率から、財政、経営面が安定していることが分かりました。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
わらべや日洋 HDの現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
わらべや日洋 HDを青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
是非参考にしてください‼︎
今回紹介しましたわらべや日洋ホールディングス株式会社のバランスシートの結果から流動比率、自己資本比率から財政、経営面の安全な点が分かりました。固定比率は少し100%超えていますが、安全圏の数字なので自己資本比率が高いため、今後下がっていくと思われます。コロナ禍の影響を受け、売上、利益ともに沈みましたが、今期の営業利益の大幅増益は今後の成長性にもつながると思います。短期、中長期でも置いておけると思います。ぜひ参考にしてください。
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