以前当ブログで説明した。青汁王子の株式投資の話しで重要なことは主に三つでした。
決算書、四半期報告書、事業計画を見る事と言っていました。
MINKABUで注目されている企業です。
今回オススメする会社は【ステラ ケミファ株式会社】です。
令和4年8月25日現在ステラ ケミファ株式会社の株価は2,839円です。つまり100株購入する際にかかる費用は283,900円です。
今回もステラ ケミファの決算書を見ながら買える理由を見ていきます。
ステラ ケミファ株式会社
ステラ ケミファ株式会社は、高純度薬品を製造販売する化学メーカーです。
今回ステラ ケミファは自己株式の取得実施を発表しており、発行済み株式数の4.0%に当たる50万株、17億円を取得上限としています。取得期間は8月25日から23年3月24日まで。高水準の自社株買いに伴う需給の改善期待が高まる展開になっており、資本効率の向上および株主還元の強化を目的とした機動的な資本政策の遂行を可能にすることを取得目的としています。
MINKABUでの予想株価は3,991円となっています。
ステラ ケミファ株式会社 決算書
実際に決算書を見ていきましょう‼︎ 見る項目は色々ありますが、抑えていきたい所を重点的にここでは洗っていきます‼︎ ステラ ケミファの株を買う理由として参考にして下さい。
まず【四半期連結貸借対照表】通称バランスシートです。是非1度目を通して見てください。
実際見た方、正直よくわからないと思います。バランスシートは、会社の資産や負債の金額、これまで積み重ねてきた利益を読み取ることができます。バランスシートから読み取れるその企業の安全性を割り出していきます。今から出していく数字を参考にして見てください。
流動比率で会社の支払い能力を判断していきます。以下単位百万円です。
流動資産¥29,450➗流動負債¥8,655✖️100=340,265…
流動比率が340%です。流動比率の目安は200%で少なくとも100%は越えていたい数字になります。
固定比率で固定資産を取得するために支出した費用は、どれくらい自社の資金でまかなわれているのか判断していきます。
固定資産¥27,045➗自己資本¥43,446✖️100=62,249…
固定比率は62%です。目安は100%を下回っているかです。
自己資本比率で返済しなくていい自己資本が総資本のうち、どれくらい占めているのか判断します。
自己資本¥43,446➗総資産¥56,495✖️100=76,902…
自己資本比率が約76%です。自己資本比率の一般的に健全とされる数字は30%以上です。
ステラ ケミファのバランスシートから読み取れた事‼︎
流動資産から短期的な支払い能力の安全性があることが分かりました。固定比率からは、借入り頼った経営をしていないことが分かりました。自己資本比率から、財政、経営面が安定していることが分かりました。
あと決算書から見るべき項目は2つあります。
損益計算書、キャッシング・フロー計算書です。
損益計算書は、名前の通り会社の収益性を表した表です。キャッシング・フロー計算書は、実際にお金がどのように動いたのかを確認する表です。損益計算書では、実際のお金の動きを確認する事ができます。利益は上がっていても、現金が入るのは数ヶ月後になってしまうことは、ビジネスをしていれば当たり前のことです。そしてキャッシング・フロー計算書を活用することで、かかった経費の明細など、詳しく見る事ができます。
ステラ ケミファの現状を見れるものが、記されてますので購入を考えている方は是非目をとして見て下さい。
ステラ ケミファを青汁王子視点で、決算書の数字を洗っていきました。
是非参考にしてください‼︎
ステラ ケミファ株式会社 まとめ
今回紹介しましたステラ ケミファ株式会社のバランスシートの結果から、流動比率、固定比率、自己資本比率からは財政経営面の安定性が分かりました。
今回自社株買いの発表に伴い株価が動いています。今回の四半期の連結経常利益は前年同期比39.1%増の17.8億円と大きく拡大しています。安定した利益、経営財政状況が今回の自社株回にもつながっていると思います。通期業績予想に対する進捗率は30,7%となっています。
通期見通しとして保有する投資有価証券の売却を予定しているので、通期利益が赤字になったりする可能性も低く、中長期的に保有していても十分なキャピタルゲインも見込める可能性を秘めています。
株を購入するタイミング、捌くタイミングを慎重に見ていきましょう。
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